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メンタルコーチングの手法を取り入れたコンサルティングとは

コンサルタントの悩み

弊社では多くのIT企業様向けにマーケティングコンサルティングを行っておりますが、コンサルティングに付きものの悩みがあります。それは「苦労して作り上げたご提案で、お客様にも喜んで頂けた施策を上手に業務に取込んで頂くにはどうしたらよいか。」ということです。

一般的なコンサルティングは、お客様の現状を把握し、課題を明確化した後に解決策をご提案するという手順を踏みます。その後、その解決策について、弊社が継続してその実現に関わる場合もありますが、弊社からは提案のみでお客様自身がその実現に取り組まれる場合もあります。

ところが後者の場合、何ヶ月か後に状況を確認させて頂きに伺うと、進捗が思わしくない場合が多いのです。(というか、多くの場合、何も進んでいないといって良いでしょう)「なかなか時間が無くて」「予算が厳しくて」など、様々な理由はありますが、ご提案をさせて頂いた側としては大変残念なことです。

弊社としては、提案についての対価は頂いておりますし、その先はお客様の問題と言ってしまえばそうなのですが、なんとも残念ではあります。コンサルティングにおいては利益ももちろん重要ではありますが、何よりも、自分たちの考えた施策によってお客様の売上が上がり、業務が改善されることを見るのが喜びなのです。

「人は他人の言うことは聞かない」のか?

この悩みを弊社パートナーのイルミネート様にしたところ、「人間って、基本的に他人の言うことは聞かないんですよ。」ということでした。心理学でそのような研究があるのだそうです。

しかし、それは大変です。「人は人の言うことを聞かない」のならば、コンサルティングというビジネスは成り立ちません。しかし、上述のように思い当たる節もあります。

イルミネート様はメンタルコーチングの会社です。メンタルコーチングは、心理学やNLP、カウンセリングなどの科学的手法を使い、お客様の置かれている状況、望みを整理し、具現化させるための手法で、欧米の企業エグゼクティブ、トップアスリートを中心に普及が進んでいるそうです。

コーチングとは

コーチングとコンサルティングは違うものです。コンサルティングは「解決策を提案する」あるいは「お客様と共に解決策を考える」ものですが、コーチングはいわば「お客様があらかじめ持っている解決策を具現化させる」ためのものです。

コーチングでは、コーチがクライアント様に対して様々な質問を行う事によって「自分は本当は何をしたいのか」「自分にとって本当に大事なものは何か」を見つけ出し、そのためのベストなアプローチは何かを自分で考えて頂きます。様々な制約事項、しがらみが無い場合の理想的な状態(多くの場合、日々の業務の中で忘れてしまっています)を今一度確認し、目標に置くことで、そこまでの道のりを具体的にイメージすることができます。

コーチングをコンサルティングに活かせないか?

私たちは、この手法をコンサルティングに活かせないかと考えました。私たちが「お客様のため」と考えているご提案でも、お客様の「本当の希望」とずれていては、実行に移しては頂けないのではないかと考えたのです。

ビジネスの環境は複雑です。様々な制限事項の中でベストな行動を選択していかなければなりません。そのような意志決定を続けて行くうちに、いつしか「現状に合わせて解決策を模索する」ようになってしまいます。このような状況では、良い経営はできないのではないでしょうか。

コーチングによって「本当にやりたかったこと」「初心」を取り戻すことで、意志決定のよりどころが生まれます。ぶれない軸が生まれれば、採るべき選択肢は自ずと決まってくるでしょう。軸がぶれている状態で、コンサルティングによってひとつの方向性が示されても、心からその実現を望んでいなければ、長続きしませんし、成功も覚束ない、ということなのではないでしょうか。

答えは最初からお客様の中にある

弊社では、コンサルティングの初期段階でコーチングの手法を取り入れたヒアリングを実施しています。またご要望に応じて専門のメンタルコーチによるセッションも行います。

コーチングの考え方によれば、「答え」は最初からお客様の中にあるのです。私たちはそれを見つけ出すお手伝いをし、それを踏まえたご提案をすることにより、お客様が心から納得のいく、持続可能な解決策を導き出せると考えております。